過去ログ - 妹と俺との些細な出来事
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263:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/02(月) 00:04:15.06 ID:63nRHmP3o

兄「はい?」

妹「はいじゃない。さっさとメールしちゃってよ」

兄「一緒に行ってくれるの」

妹「当然じゃない」

兄「何でまた。あ、ひょっとしておまえモデルとか芸能界とかに興味があるのか」

妹「んなわけないでしょ。そんな時間はないよ。ただでさえお兄ちゃんと同じ大学に行く
のに偏差値が足りないのに、そんなことしてたら勉強時間がなくなっちゃうじゃん」

兄「じゃあ何で女友に会おうなんて思ったんだよ」

妹「気に食わないから」

兄「へ」

妹「お兄ちゃんが女友さんにばかにされるなんて我慢できないから」

兄「いや、でも女友の言っていることは嘘じゃねえし」

妹「何が」

兄「俺、おまえに振られてるしさ。きっと兄貴じゃなかったら、俺なんかじゃおまえとは
口を聞くことすらできなかったろうし」

妹「いい加減にしないと怒るよ」

兄「だってよ」

妹「さっきからデモデモダッテとかうじうじ言うはよしなよ」

兄「う、うん」

妹「あとさ。土曜日はお兄ちゃんはあたしの手を握ったり肩を抱いたりしちゃだめだよ」

兄「・・・・・・え」

妹「あたしの方から手をつなぎに行ったり抱きついたりじっと見つめたりするからね」

兄「何で?」

妹「あたしの方がお兄ちゃんに夢中だっていうことを女友さんにわからせるためだよ。お
兄ちゃんはそんなあたしに半分うんざりしているようなクールな雰囲気を出してね」

兄「無理だよ」

妹「それくらいできるでしょ」

兄「おまえにそんなことされたらきっと嬉しくてにやにやしちゃうと思う」

妹「・・・・・・もう。仕方ないお兄ちゃんだ」

兄(姫よ。何でそこで真っ赤になる)


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