771:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 23:09:31.05 ID:HfBJyoWso
<不機嫌な朝食>
妹友「お兄ちゃんおはよう」
彼氏「おはよう。今朝は遅いんだな」
妹友「まあ、ちょっと考えごとしてて寝不足で」
彼氏「珍しいな。寝つきのいいおまえが寝不足なんてさ」
妹友「たまにはね」
彼氏「早く食事しないと遅刻するぞ」
妹友「お兄ちゃんはもう食べちゃったの」
彼氏「今何時だと思ってるんだよ。とっくに食い終わったって」
妹友「待っててくれてもいいのに」
彼氏「遅刻の道連れはごめんだ。じゃあ、行ってきます」
妹友「冷たいなあ。あ。ひょっとして今日も妹ちゃんと」
彼氏「違うよばか。じゃあな。おまえも急いだ方がいいよ」
妹友「違うのか。行ってらっしゃい」
妹友(とにかくさっさと食べて出かけないと遅刻しちゃう)
妹友(考えの続きは授業中にでも)
妹友(寝不足で食欲がないなあ。もう朝ごはんはいいや。出かけちゃおう)
妹友(支度もできたし。あれ、ママとパパの声?)
母「いい加減にしてよ。あなたはいったい何の証拠があってそんなことを」
父「証拠とかって言い出すこと自体が怪しいじゃないか。後ろめたいことがあるからだろ
う」
母「言いがかりです。私は仕事で忙しいしあなたの言うことなんかあるわけないでし
ょ。自分の妻を信じられないの」
父「信じたかったさ。でもなあ、富士峰の保護者会でも噂になっているって聞いたぞ」
母「いったい何のことだかわかりません。私が不倫って、あなたは私が誰と不倫している
って妄想しているの」
父「・・・・・・池山さんという人だそうだな」
母「・・・・・・! 何であなたが」
父「何で知っているかって? 隠せてると思っているのはおまえだけだ。もう保護者の間
でも噂になっているんだよ。どういうつもりだ? 妹友や池山さんのお嬢さんに申し訳な
いと思わないのか」
母「・・・・・・」
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