777:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 23:14:00.26 ID:HfBJyoWso
このときのあたしは精一杯努力して、普段の軽くちょっと口の悪い女の子を装えたと思う。
「今開けるよ」
「おはようございます」
「何でいるの」
「お兄さんに会いに来たからです。いちいち聞くことですか? それって」
「いやいや。おかしいだろ。だいたい何で俺の住んでいる場所を知ってるんだよ」
「ふふ」
「ふふじゃねえ」
「世の中にはお兄さんが知らない方が幸せな特別なコネとかルートとかがあるんですよ」
「妹から聞き出しやがったか」
「なぜそれを? まあそうなんですけど。お兄さん、部屋には入れてくれないんですか」
「いったい俺に何の用だよ」
妹友「それとも部屋に入れるとまずいことでもあるんですか」
兄「別に何もねえよ」
妹友「よくそんなことが言えますね。どの口が言ってるのかな」
あたしはお兄さんの口にはもうキスしたことがある。それでも久し振りの肉体的な接触
はあたしをどきどきさせた。
「って痛てえよ。口を手でひねるな」
「本当にお兄さんは洞察力とかないんですね」
「何だ」
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