過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:09:53.66 ID:q8CRr7Mk0
上条「ほら、仮に食べるとしたって一人の限界ってあるよな?ってか人の胃袋って容積が1.5リットルなんだよ」

インデックス「ん?おっきな牛乳パック一本分だよね?少なくないかな?」

上条「平均値だから、まぁインデックスさんはちょい広めですけども!……でまぁ、当然ジャガイモは腹にたまる」

上条「他の肉とか食べると考えても精々2、3個?いや美味しいんだけどね?」

インデックス「他の人の分も採ればいいんじゃないかな、うん。奉仕の心も大切なんだよ!」

上条「まぁそうなんだけど、『よしノルマ終りー。俺達の分は採ったから。じゃっ!』っては行かないだろ?」

インデックス「あー……この村、おじいちゃんとおばあちゃんばっかりだもんねー」

上条「だもんで全力で作業した挙げ句、二日目以降が死屍累々と」

インデックス「人助けだし……うんまぁ、他にはないのかな?」

上条「『休耕田の草刈り』」

インデックス「朝から?ずっと?」

上条「こっちにはジャガイモという名のご褒美すら、無い」

インデックス「……」

上条「……」

インデックス「もうちょっと軽めのはないのかな?出来れば女の子の体力でも務まるような?」

上条「『生糸紬ぎ』」

インデックス「きいとつむぎ?」

上条「蚕って知ってる?」

インデックス「シルクの原料だね。むー、バカにしないで欲しいかも!」

インデックス「シルクワームを遣った霊装とか、異類婚姻譚を利用した術式とかあるんだらね!」

上条「あー悪い悪い。そうじゃなくって、だな。その生糸ってどうやって採るか知ってるか?」

インデックス「蚕が成虫になる時、繭を張るんだって。ジョーシキじゃないかなっ」

インデックス「でも流石にそれは室内でしか出来ないし、面倒そうじゃないと思うけど?」

上条「……そっから実演するみたいでな、これが」

インデックス「つまり?」

上条「蚕を熱湯につけて殺して、取り出す所から始めんだってよ……」

インデックス「……」

上条「加えてここの郷土料理が『蚕のサナギの佃煮』で、実習中に試食させられるんだ」

インデックス「私はきちんと食べられるし興味もあるけど」

上条「うん、普通は辛い。ぶっちゃけ俺はノーサンキューだ」

上条「土御門曰く、昔は大切なタンパク源だったらしいから、無碍に扱うのは良くないんだけどな」

インデックス「んー……じゃ保留にして、他にはないの?」


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