過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/14(水) 13:53:46.11 ID:91ud5DfC0
姫神「小萌先生は矛盾を感じていない?と言うか。だったらこれの出所はどこから?」

インデックス「サービスって事なのかも。私達はゲストだからねー」

姫神「サービス満点……ハッ!」

姫神「だったら私も正義の魔女っ子になれる!」

小萌「はい、姫神ちゃんも熱中症に気をつけて実習を続けてくださいね?」

姫神「ついに小萌先生からも流されるようになった!?」

インデックス「多分里の方から『無茶振りされてもね、うん』って言われてるんだよ?」

姫神「折角のチャンスだったのに」

インデックス「あいさは魔法使いになりたいんだよね?」

インデックス「だったらなればいいと思うんだよ。イギリス清教――は、ちょっとアレだけど」

インデックス「『必要悪の教会』――は、もっとアレなんだけど!」

姫神「……私は殆ど知らないけど。魔術師って基本アレな所でアレな人が多い。うん」

インデックス「……科学も人の事は言えないと思うんだよ……?」

姫神「でも錬金術士さんやステイルさんも私を助けてくれた。ピンキリじゃないかな」

インデックス「二人ともキリっていうか、どっちかって言えば『キワ』なんだよ」

姫神「あ。だったらあの人を師匠にすれば」

インデックス「女の子三人を弟子にしてたから、多分枠は残ってないと思うよ」

インデックス「いつの間にか居なくなっちゃったけども!」

姫神「……やはりツンデレを学ぶには年下に教えを請わねばならない……!」

インデックス「魔術の話は?ねぇ、魔法使いになりたいって話はどこへ行ったの?」

インデックス「あとイギリス清教の人は『つんでれ』じゃないんだよ、多分」

姫神「そんな事はないっ!!!」

姫神「あんなツンデレっ『ここはグリーンウッ○』のすかちゃ○ぐらいいないっ!!!」

インデックス「……あの、声張りすぎじゃないかな?それに蓮○君は別にツンデレじゃないと思うんだよ」

インデックス「『まんがきっさ』で読んだけど、あの本って基本的に男の人しか出てなかった気が……?」

姫神「ツンデレさえマスターすれば。私にも個性が……!」

インデックス「ま、まぁ……魔術は……帰ってから考えるんだよ?」

インデックス「きちんと勉強するんだったら、幾つか門戸は開いているし」

姫神「そう。だね。うん確かに」

姫神「それは――帰ってから。考えるべき事」

 廃校の一室から窓を通じて空を見上げる。今の二人には知りようもないが、浮かぶ入道雲は昨日と寸分違わない物だった。

 子供の頃、空の青さに驚き、奇妙な姿をした雲へ手を伸ばした事がある。
 当然のように届く訳が無く、手を伸ばすのを止めたのは一体何時の頃だろうか?

 それは雲が何千メートルも高い所にあるのを知った時か。
 それは雲がただの湿った空気の集まりであると知ったためか。

 それとも――手を伸ばすのを止めたからか?
 手の長さは有限で、空の高さも有限ではあるが。

 試さないウチに諦めるようになったのは。


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