過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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153: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:16:39.69 ID:WgdoOi2Io

京太郎「先輩って奴は後輩からは偉大に見えるものでして」

冗談めかしたその言葉は、京太郎君にとってそれほど深い意味があった訳やないんやろう。
でも、その言葉にうちの脳裏に姫松を引っ張ってくれた先輩方の姿が浮かび上がった。
以下略



154: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:17:07.48 ID:WgdoOi2Io

漫「…何をそんなに焦っとるん?」
京太郎「…あ…」

うちの言葉に京太郎君はハッとした表情を見せる。
以下略



155: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:17:51.75 ID:WgdoOi2Io

漫「でも、京太郎君は色々と考えてくれとるやろ?」

それに何より、京太郎君は意地悪はするけれど、本当に酷い事はせえへん。
精々が言葉責め程度で、それ以上の事はされてへんのや。
以下略



156: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:18:25.78 ID:WgdoOi2Io

漫「それとも他の子に嫌やって言われたん?」
京太郎「いや…そんな事はないんですけど…」
漫「だったら、皆それを嫌やって思うとらへんよ」

以下略



157: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:19:06.33 ID:WgdoOi2Io

漫「(そんな京太郎君にうちは何を言ってあげればええんやろう…)」

その時にならへんかったら分からへんけれど、能力の影響から脱してもうちが京太郎君の事を嫌う事はまずない。
今の状況だって仕方がない事やと理解しとるし、京太郎君の良い所はこれまで沢山見てきとるんやから。
以下略



158: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:19:54.51 ID:WgdoOi2Io
漫「と言うか…現実、今の状態がそんな感じやん」
京太郎「まぁ…それは否定出来ませんけど…」
漫「やろ?それやったら、もうちょっと突き抜けてしまえば皆ハッピーになれるって」

勿論、事はそう簡単やない事くらい分かっとる。
以下略



159: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:20:37.73 ID:WgdoOi2Io

漫「だから…うちの為に二人の事堕としてくれへんやろうか?」
京太郎「…そんなの…ズルいですよ…」

そう苦しげに言う京太郎君の気持ちはなんとなく分かる。
以下略



160: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:21:03.86 ID:WgdoOi2Io

漫「それでも気になるって言うんやったら…その分、うちにご褒美欲しいな…♥」

そう言いながら、うちはそっと京太郎君へと身を寄せた。
既に一回一段落して寝る準備に入っとるとは言え、まぁ、こうやって腕枕されとるとどうしてもドキドキするんや。
以下略



161: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:21:49.34 ID:WgdoOi2Io

〜京太郎〜

―― 人間には背負いきれる限界って奴がある。

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162: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 22:22:31.34 ID:WgdoOi2Io

―― その為の対策は…俺の中にあった。

漫さんに言われる前から…心の中にあり続けた自分勝手な考え。
能力がある内に三人を俺へと縛り付け、もう二度と離れられないようにしてしまうというそれは…今まで以上に最低なものだろう。
以下略



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