過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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339: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/09(金) 22:11:56.75 ID:LO8Fdti3o

和「(…その為には多くのものを犠牲にしなきゃいけないんです…)」

部活の事や友人の事。
それはまだ高校1年生の少女にとっては世界の大半を占めるくらいに大きなものでした。
それらを犠牲にして…須賀君が欲しいと言えば、彼はその空白を埋めるくらいに私を愛してくれると分かっています。
しかし、そんな私たちの後ろで涙を堪える人たちのことを思えば、自分の欲求に素直に従う事なんて出来ません。
睦言として口走るならともかく…普段からそこまで自分勝手になる事は出来ないのです。

和「(結局のところ…私が変に意地を張ってしまっているのもその辺りが原因なんですよね…)」

自分を必要以上に律しなければ、私は須賀君に甘え続け、何時かは何もかもを投げ出したくなる事でしょう。
まぁ、その分、『旦那様』相手にはまるで子どものように甘えてしまっているんですが…それはさておき。
そうやって片意地を張ろうとするからこそ、私はギクシャクとしてしまい、須賀君に対して素直になれません。
仕方ないとは分かっているものの、そんな自分に嫌気が差した私は再び小さなため息を吐きました。

京太郎「せぃ」
和「…ふにゃ!?」

そんな私の頬を須賀君は無造作に摘みました。
そのままふにゅりと引っ張る須賀君に私はつい猫のような声をあげてしまいます。
それに須賀君が目の前でニヤニヤとした笑みを浮かべるのが無償に恥ずかしく、そして悔しく思えました。
交わりの時はそれなりに従順ではありますが、私の基本的な性格はやっぱり負けず嫌いなのです。


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