過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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726: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 01:39:22.33 ID:SezU/tkCo

「そして、最後に奴らは長野の諏訪大社を頼った。そうやって長野に言った奴らの末裔が…お前だ」
京太郎「…はい?」

それに違和感とも疑問とも言えないものを胸中に浮かべた瞬間、彼から信じられない言葉が飛び出す。
一体、どうしてそこから俺へと繋がるのかがまるで理解出来ないのだ。
いや、寧ろ、一体、誰がその言葉を信じられると言うのか。
実は自分が昔、不思議な力を持ちながらも、滅びた神社の末裔だなんて言われているのだから。
今時、安っぽい和風ファンタジーものでも、こんな展開で書けばダメ出しされるだろう。

京太郎「…冗談でしょう?」
「冗談なものか。須賀という名前は数あれど…あの家系の者だけはすぐに分かる。何より…ちゃんとこちらでも調査したからな」

だが、そうやって尋ねる俺に、彼は冷たい言葉しか返さない。
一体、どれだけの金と時間を掛けたのかは分からないが、どうやら彼の中でその事実は確定らしい。
しかし、正直、そんな姿を見ても、からかわれているのではないかという気持ちが俺の中では強かった。
何せ、俺には小蒔のようにオカルトめいた力なんてまったく… ――

京太郎「あ…」
「…気づいたか?」
京太郎「いやいやいやいや!おかしいでしょう!?」

確かに俺の力は明らかにオカルトを超えてファンタジーの領域に片足を突っ込んでいる。
カンすると有効牌がツモって来たり、一向聴から一向に進めなくなると言った卓上の能力だけではなく、その後にも尾を引くものなのだから。
巫女としての力を応用して、麻雀に使っていると言う小蒔の能力の方に近いかもしれないとは…確かに薄々、思ってはいた事だった。
しかし、その源が同じ本当に小蒔と同じく本当の意味でオカルトめいたものだなんて考慮していなかったのである。


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