過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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866: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 02:50:32.84 ID:SezU/tkCo

小蒔「ごめん…なしゃい…ぃ…♥♥♥」
京太郎「ん…」

それに思い至るのがもっと早ければ…こんな騒動なんて起こす事はなかったでしょう。
その気持ちを込めて放った私の謝罪の言葉は掠れて、そして蕩けきっていました。
しかし、それでも京太郎様は暖かな言葉を返しながら、私の頭をそっと撫でて下さるのです。
まるで気にしないで良いと言ってくれているようなその手つきに私は胸を締め付けるような自己嫌悪の感情を緩ませました。
勿論、その感情が完全に消え去った訳ではありませんが、さっきのような苦しさを感じる事は殆どなかったのです。

京太郎「俺の方こそ黙っててごめん。小蒔を信じていれば…こんな事にはならなかったのにな」
小蒔「そん…にゃ…事ぉ…♪♪♪」

そんな事はありません。
私がもっと京太郎様に対して揺るがない信頼を維持できていれば、身体を乗っ取られる事もなかったのです。
逆に私がちゃんと京太郎様に信頼されていれば…こうして原村さんとの事を秘密にされる事はなかったでしょう。
しかし、その言葉は未だ快楽に蕩ける私の身体をはっきりと声にしてはくれません。
そのもどかしさに胸中で身悶えしますが、さりとて、こればっかりはどうしようもなく、身体が落ち着くまで待たなければいけませんでした。

小蒔「(…でも…どうして…でしょう…?)」

瞬間、私の頭の中に浮かんだその疑問は、京太郎様の言葉が何もかも知っているようなものだったからです。
まるで私がまた乗っ取られてしまった理由を知っているようなその言葉は私に嫌な予感をもたらしました。
ついさっきの第六感的なものではなく、今までの状況全てを繋ぎ合わせた結果、生まれるその予感に私は内心、首をひねります。
しかし、快楽で胡乱になったままの思考ではその答えは出せず、私は大きく息を吐きながら、回復に専念していました。


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