過去ログ - 浜面「俺達は……」
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57:1です[sage saga]
2013/08/12(月) 03:52:57.77 ID:Q38Dvy1Y0
碧井「巫山戯んじゃねえ!あのクソメルヘン野郎!」

迷彩服への着替えを強制された生徒達は、垣根達の指示で装甲車へと乗せられた。碧井の乗っている車両のメンバーは、彼を除いて、柴樹、笠井、浅倉、玄澤、丈、四村、卜辺(一番の親友だ。こいつと一緒のチームで良かった。関係ない話になるが、どうやら浅倉のことを好いているらしい)、野崎(3-Bでは結構優等生だ。碧井にとってはあまり好きにはなれないキャラだが)、保阪(野崎の彼氏だ。本人曰く、「無理矢理付き合わされた」らしい。うわぁ……)、そして、キタミシホリだ。こいつに関しては何とも言えない。一ヶ月前突然転校してきて、そのままラグビー部に入部した。そして、碧井からエースの座を、奪い取ったのだ。にもかかわらず、あまり練習に参加している姿を見かけた事がない。名前もカタカナだし、本当に謎だ。そういえば、こいつにバッグを渡す時だけ、垣根が、含みを込めた口調で、「頑張れよ」と言っていた。どういうことだ?

柴樹「なあ、碧井。これから、どうなってまうんやろな」

碧井「知らねえよ!俺に聞くんじゃねえ!」

苛立ちから、つい八つ当たりをしてしまう。

笠井「落ち着こうよ、碧井君」

隣の笠井がたしなめてくる。
と言ってもこいつ、さっきからずっと足震えてんぞ。説得力ねえっつの。色々ムカつく点はあるし、ヘタレだが、一応クラスでは憎めないキャラとして通ってる。ちなみに、眼鏡をかけてパッと見秀才っぽく映らないこともないが、成績は底辺。そうしてる間にも、『ITEM』の占拠する廃ビル群は近づいてくる。装甲車は自動操縦で進んでいるが、残り数百メートルになると手動に切り替わるらしい。玄澤が立ち上がり、運転席へと歩く。運転なんて出来るのか?まあ、「お前がやれ」とか言われたら嫌なので、口にはださないが。


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