過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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152: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/08/31(土) 23:42:04.12 ID:2wffK/fl0
 
江ノ島「なんでか分かるぅ?この世界は切り離されてるの!だから、ゲームが終わってもこの世界だけは消えない。残り続ける!つまり、日向クンは永遠にゲームの世界に閉じ込められっぱなしってわけええええええええええ!」

日向「……っ」

日向の動きが、わずかに止まる。
それを見逃さなかった江ノ島は、危機として話をつづけ、日向を絶望へと追い込んでいく。

江ノ島「つまり、万が一あたしを倒せてもこの世界から逃れるには、再びあの砂浜に戻らなくちゃいけない。この学園を出て、孤島を脱出して、海を渡ってね!」

江ノ島「無理無理無理無理ィ!アンタの体はボロボロ!仮にあたしを倒せても、その身体であの砂浜まで戻ることはできない!もう何もかも終わったんだよおおおおおおおお!ゲームオーバーってわけえええ!残念でしたあああああああ!」

日向「…………だから、なんだ…」

今まで沈黙を守っていた日向が、口を開く。

日向「人間、やれば何とかなるもんなんだよ…。その程度の壁で諦められるような人間には育ってないんだ!」

日向は闘志の消えぬ瞳で、江ノ島を見据える。

江ノ島「ああもううざい!なんでそんなにまっすぐでウザい表情が出来るワケ?日向創はもうどうやっても助からない!八方塞がりなんだよ!諦めて屈しろよ!希望なんかねーんだよ!」

日向「まだ何も終わってない…!諦めるには早い!人間、やれば何とかなるんだ!」

日向は決死の力を振り絞って拳を握り、江ノ島へと向かって突き出す。
それをウザったそうに跳ね除けた江ノ島は、苛立たしげに脇に置いておいた拳銃を持ち、容赦なくその引き金を引いた。

日向「う、ぐ……」

乾いた音がして、日向の腹部が赤く染まっていく。

江ノ島「少し落ち着いて考えなよ。ねえ、この状況で、そもそもあたしに勝てると思ってんの?無理に決まってるじゃん。その傷で、このゲームを操っていた黒幕を倒す?絶望的に絶望な思考だよそれ。絶望的過ぎて呆れ返っちゃう」

江ノ島「あのね?あんたはあたしの誘いにのこのこ乗った時点でもう詰んでるの。勝つことは不可能に近く、必死こいて勝ったところでアンタはゲームの世界に閉じ込められる」



江ノ島「よく考えろ雑魚日向ァ!これが現実ってヤツゥ!ゲームでも仮想世界でもない、あんたが望んだ結果!どれだけ努力しても報われない!それでもあんたは先に進もうっての!?」





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