過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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252: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/06(金) 21:50:03.27 ID:kiEUD2sF0


……どうも、戦刃むくろです。
今、苗木君の部屋の前にいます。
右手にはさっき握ったばかりのおにぎりの乗った皿が、ほんのり湯気を漂わせている。
仕事を頑張っている苗木君に、差し入れをしてみようという次第であります。

戦刃「……よし、よし。大丈夫、大丈夫…」

軽く深呼吸をした後、覚悟を決めて扉をノックする。
コンコン。
……。
返事がない。もしかして気付かなかったのかな?もう一度
コンコン。
……。
…?もう一度だけ。
コンコン。
……。
やっぱり返事はない。
部屋にはいない…?いや、有り得ない。もう夜中だし、外出はしていないはず。
それに部屋の音に耳を澄ますと、人の気配を感じた。
だとすると…………はっ!

もしかして、強盗!?
それで苗木君は口を塞がれて身動きが取れないとか…。
だとすれば犯人は私が去って行くのを待っているはず…!

戦刃「確か……あった」

左手でポケットの中を探ると、愛用しているピッキングツールを取りだす。
どうして持っているのかは企業秘密。
私はピッキングツールを器用に使って、施錠を解く。

戦刃(施錠の音は犯人にも聞こえたはず…突入と同時に相手の体勢を崩して…行動を封じる。複数犯なら多少手荒な事も…必要か)

私は脳内で綿密にシミュレートをした後、一呼吸おいて扉を開け放つ──!
素早く室内に転がり込み、索敵。
動くものがあれば即座に仕留める──ッ!

戦刃「…………あれ?」

しかし、私の予想とは打って変わって、部屋の様子は静かだ。
誰かが逃げ出した音もない。
念のため部屋の中を見回ってみるけど、誰もいない。
……早とちりだったようだ。


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