過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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258: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/06(金) 22:21:44.68 ID:kiEUD2sF0


戦刃「神は言っている…女は度胸、何でもやってみるものさ、と」

誰も見ていないんだし、ほんのちょっとだけだし、全くどこもおかしくはない。
そう結論付けて、私はいそいそとベッドの近くまで寄る。

戦刃「お邪魔しま…す」

私はそっと布団にもぐりこんだ。

苗木「…んぅ……すぅ…」

……な、なえぎくんのこえがちかいっ!
ま、まずい…これはまずい……。
体温の急激な上昇、そして発汗。
心臓がバクバクとなっている。
こ、これじゃ…苗木君起きちゃう……!

苗木「……んー…」

ガサガサ音が聞こえて、耳元に生暖かい何か…ななななっ!?
ふと横を見ると、苗木君の顔…かお……かおがちかいっ!

こ、こんな近いと、き、ききききキスしちゃう!

戦刃「あ、う……」

口から心臓が飛び出してしまうんじゃないかってくらい脈打っている。
顔から火が吹き出しそうだ…。
どくどくどく。

苗木「………ぅ…」

戦刃「!?!?!?!?」

突然、苗木君に抱きしめられる。
え?え?えええ?え?え?これは、え?どういうこと!?
身体zゅうに苗木君の体温が伝わってくる。
苗木クンは身長が少し小さいから、私の胸に埋まる様にして抱きしめていた。
こ、これは…しんぞうのおとが、きこえるよね……?

戦刃「……すー、はー……」

落ち着け…戦場を思い出せ、戦刃むくろ。
この程度で動揺してたら、兵士は務まらない。
感情を殺せ。

苗木「いくさば…さん…」

無理です隊長。
もうこの際諦めよう、ばれちゃったら、寝惚けたって事にすればいい。
だってこんな幸せ…次はいつ来るか分からない。
苗木くんは優しいし、可愛いし、カッコいいから…ライバルも沢山いる。
私なんかが選ばれるなんて思ってないし、せめて今だけは…この幸せを噛み締めたい。

戦刃「苗木君…」

そう割り切ったら、なんだか少しだけ眠気が襲ってきて。
私は苗木君の身体をそっと抱きしめながら…眠りに落ちていった。
あれ…?そういえば…そろそろ帰らないと……。

……。


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