過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/09/11(水) 23:18:48.16 ID:WyJOtal50
日向「電気、消すぞ」
七海「うん」
風呂から上がった俺たちは(勿論別々に上がった)、特に何をするわけでもなく、ベッドへと向かった。
七海が布団にもぐりこみ、目を閉じたのを確認してから、部屋の電気を消す。
最初は七海にはベッドで寝てもらって、俺は床で寝るつもりだったけれど、七海の提案で一緒に寝ることになった。
七海が明けてくれたスペースにもぐりこむ。
日向「ちょっと狭いな…はは」
七海「でも、日向くんを感じるよ」
日向「ああ、俺もだよ」
風呂の時とは逆に、向かい合う。
七海の頬がほんのりと赤く染まっていた。
きっと俺の顔も、七海に負けず劣らず赤くなっているだろう。
少しばかり見つめ合って、俺たちは自然と、抱き合った。
日向「おやすみ…七海」
七海「うん、お休み、日向くん」
七海の体温が、さっきよりもはっきりと伝わってくる。
心臓の、鼓動さえも。
それでも、さっきまでの動揺はない。
ただ、心穏やかに、俺は目を閉じた。
ああ、きっと今日は良い夢が見られるだろうな。
仄かに香るシャンプーの臭い。俺と同じシャンプーを使ったはずなのに、七海のそれは俺の心を擽った。
七海の匂いと、温かさに包まれて…。
俺は静かに……眠りへと落ちた。
──おかえり、おとーさん!
──お、──。お母さんのお手伝い、ちゃんとしてたのか?
──うん、おかーさんとゲームしたよ!
──うーん、俺は家事の話だったんだけどな…。
──この子は将来有望だよ。きっと私以上のゲーマーになると思うな
──それはいい事なのか?ま、それはさておき、プレゼントだ
──!…わぁ!新しいゲームだ!ありがとうおとーさん
──すっかり創くんも毒されちゃったね
──誰のせいだよ、全く。
──えへへ
──でも、後悔はしてないぞ。俺は今でもお前と、千秋と一緒に過ごせて、幸せだ。
──うん、私も幸せだよ、創くん。
それは、遠くない未来。
俺達が望んだ、幸せな結末。
そして、俺達にはとても難しい、未来。
でもきっと、俺たちが望めば、掴み取れない未来なんてない。
いつか、この夢が現実になるためにも、俺は創って行こう。──未来を。
─fin─
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