過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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336: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/19(木) 19:28:21.75 ID:0YHyb5s/0


脳内にフラッシュバックする、記憶。
何処かの世界でどこかのボクが体験した、記憶。

それが、受け継がれていく。


苗木「江ノ島さん、ボクはずっと君の傍にいる」

江ノ島「……あんた、言ってる意味わかってんの?」

苗木「分かってるさ。ボクは永遠に、君から離れない。君と一生を過ごすよ」

江ノ島「それってプロポーズ?」

苗木「そうだね、そうかもしれない…ボクは、君と一緒に居たいんだ」

江ノ島「まーたそんなこと言っちゃってさ、苗木君は自分が何を言ってるのか分かってないって」

苗木「しょうがないじゃないか。ボクにだって自分の気持ちがよく分からないんだ」

江ノ島「あ、そ。まあいいけどさ…苗木クンといれば、あたしも退屈なんてしなさそうだし、ね」


──違うだろ。


苗木「江ノ島さん、そこのショップで買ってきたんだ。一緒に食べようよ」

江ノ島「絶望的に頭が足りてないよね苗木クンってさぁ?ゲームの世界なんだから何食っても一緒に決まってんじゃん」

苗木「それは違うよ!少なくとも、ボクはこれを美味しいと思ったし…きっと、江ノ島さんと食べたらもっとおいしいと思うんだ」

江ノ島「よくもまあ、そんな恥ずかしい事言えるよね…流石希望サマ」

苗木「……?」


──気付いてないフリは、もうやめよう。

──ボクは、怖かったんだ。

──自分の気持ちを告げて、彼女が、どう答えるのか。

──彼女なら、どんな答えを出したっておかしくない。告白を受け入れないで、ボクを絶望させようとするかもしれない、敢えて受けてボクを絶望させてくるかもしれない…。

──それが、間違いなんだ。それは、彼女を信じ切れていない。ボクがするべきなのは。

──本当に正しい希望っていうのは…彼女を、信じることだ。

──だから、ボクは。





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