過去ログ - 白坂小梅「め、目を瞑ってみて…」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 00:27:06.52 ID:CyCLCfbOo
「君!」
後ろから声がかかる。
振り返ると、スーツ姿の男がこちらに歩いてきていた。
「だいじょうぶ? 体調崩したら医務室に、」
「すいません、だいじょうぶです」
師匠が応えた。
背後を盗み見るが、もうあの子はいない。
「そう? 気をつけてな」
「はい。ありがとうございます。これを運んだら医務室に行っておきます」
そう言って、ダンボールを抱えなおした師匠と連れ立って、僕らはそこから足早に立ち去った。
「小梅。準備はいいか?」
「う、うん……。がんばる……っ」
振り返ると、さっきの男とあのアイドルが話していて、少女の後ろで"あの子"がうっそりと微笑んでいた。
僕らはライブ会場からほうほうの体で逃げ出した。
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