過去ログ - 白坂小梅「め、目を瞑ってみて…」
↓ 1- 覧 板 20
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/11(日) 23:45:53.66 ID:Co8jNwAFo
単純にラッキーだと思った。
同い年くらいの子ならばもっと良かったのだが。
なんてことを考えながら向き直ると同時に、
「っ!?」
どんな音とも形容できない強烈な耳鳴りが僕を襲った。
狭い通路をみっしりと埋め尽くして凶悪な欲望の奔流が地鳴りとともに迫ってくる、
錯覚。
なんだこれ。
ぶわ、と脂汗が浮かんだ。
うおおおおおおおおおおおおおおおお
怒号のような悲鳴のようなその声が通り抜けていく。
その間、僕は目を閉じることも耳をふさぐこともできずに、ただただその純粋な悪意のようなものに対する吐き気を抑えていた。
30Res/18.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。