過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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449: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 22:02:49.51 ID:TInU7+WSo

京太郎「んじゃ…やりましょうか」
まこ「ん」

そう言いながら二人が始めるのは決してサシ麻雀ではない。
京太郎がまこ以外の他家を兼任するという変則的なものではあれど、それは普通の麻雀であった。
とは言え、三人分の打牌を行う京太郎とまこでは決して対等な条件ではない。
故に二人の勝利条件はお互いに異なるものだった。

京太郎「(さて…と…今日こそは振り込まないようにしないとな)」

京太郎の勝利条件はまこに振り込まない事だった。
勿論、口で言うのとは裏腹に、それは決して簡単な事ではない。
三人分の打牌を繰り返す彼にとって、当たる確率は単純で三倍になるのだから。
勿論、情報量も三倍である以上、まこの待ちの推察は容易い。
しかし、それでどうにかなるような領域に、京太郎はまだ達する事が出来ていなかった。

京太郎「(染め手好きだからって他で和了らない訳じゃないしなぁ…)」

まだ京太郎は麻雀の全ての役をようやく覚えられたという段階だ。
点数計算だってまだ危うい彼にとって、三人分の手牌は氾濫する情報も同じである。
それに翻弄されている彼は未だ初心者の領域から抜け出せてはいない。
しかし、その出口がそう遠くない事を、まこはその打牌から感じ取っていた。



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