過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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455: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/26(月) 23:01:44.92 ID:TInU7+WSo

京太郎「それより俺の方こそダラダラ居続けてすみません。そろそろ帰りますね」
まこ「あ…」

そう言って雀卓の片付けを始める京太郎にまこは何を言えば良いのか分からなかった。
代わりに片付けに慣れたその手はスルスルと動き、あっという間に箱へと牌を片付ける。
それを確認した京太郎が雀卓を同じ場所にしまい直した頃には、まこはもう立ち上がり、その手に盆を抱えていた。

京太郎「んじゃ…降りましょうか」
まこ「そうじゃな…」

京太郎の言葉に頷いてかまこはそっと部屋を出て、階段を降りていく。
その間、まこは京太郎に何と言えば良いのか迷っていたままだった。
謝るのも感謝するのもズレているような気がしたまま二人が玄関へと辿り着く。
そのままスリッパを脱いで靴を履き替える京太郎にまこはふと手渡さなければいけないものがあるのを思い出した。

まこ「あっ!ち、ちぃと待っておれ!!」
京太郎「え?」

そう言ってリビングへと飛び込んでいくまこの背中を京太郎は呆然としつつ見送る。
その胸中にはいきなり大声をあげた先輩を心配するもので溢れていた。
けれど、待っていろと言われて追いかける訳にはいかず、京太郎は一分ほどそこで立ち尽くす。
そんな彼の元にまこが戻ってきた時には、その手に小さな茶封筒が握られていた。


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