過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
1- 20
518: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/30(金) 00:31:20.22 ID:cXW/SLN8o

京太郎「(まぁ…奇をてらった訳じゃない王道展開は嫌いじゃないけれど…)」
まこ「(…なんでここで麻雀が関係してくるんじゃ…?)」

二人の予想とは違い、王道的ラブストーリーをひた走る展開。
だが、それを何処か明後日の方向へと飛ばしているのは青年が目指していたのがプロ雀士だったという事だろう。
勿論、二人とも麻雀そのものが、世界的に大人気な競技である事くらいは知っている。
しかし、このシチュエーションならばもっと他になにか最適なものがあったのではないか。
王道的ストーリーからは想像もつかないくらい奇をてらったその基本設定に二人はどうしてもそう思ってしまうのである。

京太郎「(しかも、なんであんなにラブシーンが濃厚なんだよおおおお!)」
まこ「(あ、あんな激しいキスして…き、気持ちええんじゃろうか…)」

何度も挫折しかける青年を励ます為に、自らの身体を捧げる少女。
その献身を表現する為だろうか、その濡れ場はとても激しいものだった。
それこそそのシーンだけで十数分は尺をとっている構成は正直、欠陥だと言わざるを得ない。
少なくとも、恋人でもなんでもない先輩後輩で見に来るような映画ではない事を京太郎は冒頭で悟っていた。

京太郎「(もっと深く考えるべきだった…周りがカップルだらけだという事を…!)」

最初に席へと座った時には急いでいた事もあって、気にならなかった男女比。
それが今、ようやく頭の中で繋がる感覚に、彼は思わず顔を抱えたくなった。
こんな映画カップルや夫婦以外で見に来るものじゃない。
完全に自分たちが場違いなのを感じた京太郎は今すぐその場から逃げ出したい衝動にかられていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1062.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice