過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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539: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/30(金) 23:21:58.32 ID:cXW/SLN8o

京太郎「(つっても…一度、出したものを返してもらうのはなぁ…)」

これが恋人同士であるならば、京太郎とて躊躇いながらも受け取る事が出来ただろう。
しかし、相手は部活とバイトの先輩で、なおかつ多大な恩があるのだ。
ついついさっきは同意を返してしまったものの、それらを割り勘にするのはやっぱり抵抗感が強い。
それを何とか出来ないかと悩む彼に一つのアイデアが浮かんだ。

京太郎「あ…じゃあ、代わりに一つお願いしても良いですか?」
まこ「ん?」
京太郎「俺が一人じゃ入るづらい店があるんで、そこに付き合ってくれません?」
まこ「そりゃ構わんが…」

勿論、、まこは彼がどういう店に入りたがっているのかは知らない。
しかし、その程度ならば安いものだと首肯を返す。
だが、その程度でさっきの恩が帳消しにはならない。
そう言おうとしたまこの前で京太郎がそっとトレイごと立ち上がった。

京太郎「よし。じゃ、行きましょうか」
まこ「ち、ちょ!」

そのまま空になった容器をゴミ箱に捨てながら、京太郎は歩き出す。
まるで最後まで言わせるものかと言うようなそれにまこは慌てて後ろについていった。
元々、歩幅を緩めていたのか彼女はすぐに京太郎へと追いつき、その隣へと並ぶ。
瞬間、京太郎の顔がしてやったりと言わんばかりに歪んでいるのに気づいたまこは呆れるように口を開いた。



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