過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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541: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/30(金) 23:40:13.53 ID:cXW/SLN8o

まこ「…ここに入りたいんか?」
京太郎「えぇ。前々から興味があって」

京太郎は意外と甘党だ。
女性向けに味を調整されたレディースランチを幼馴染に乞うくらいに、彼の嗜好はそちらへと傾いている。
とは言え、男一人でこういった店に入れるほど京太郎は男気がある訳ではなく、また幼馴染はこういう華やかな店があまり好きではない。
結果、今まで興味を持ちながらも足を踏み入れる事が出来なかったそこに京太郎の目はキラキラと輝いていた。

まこ「(…まぁ、嘘ではなさそうじゃが…どれだけ子どもなんじゃ)」

そんな京太郎の姿を見ながら、まこは小さく笑った。
傍目には軽いタイプの青少年にしか見えない彼がキラキラと子どものように瞳を輝かせているのだから。
まるでプレゼントを期待する子どものような無垢なその姿は微笑ましくて仕方がない。
それに軽く毒気を抜かれたまこは胸中でそう言葉を漏らしながら、そっと財布を取り出す。

まこ「んじゃ先に入っとれ。わしは二人分の料金を支払っとくから…」
京太郎「いや、良いですよ。誘ったのは俺の方ですし、俺が二人分出します」

まこの言葉に現実へと帰ってきた京太郎は同じように財布を取り出した。
そのまま首を振る京太郎の姿に、まこは微かな苛立ちを覚える。
ここまで来ても、まだ譲ろうとしない後輩に流石のまこも我慢出来なくなってきたのだ。
ぐっと財布を取り出した手に力を込めながら、彼女はにっこりと笑う。



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