過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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579: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/01(日) 00:12:31.35 ID:Z9tMeEL8o

まこ「ん…?」
京太郎「い、いえ!何でもないです!すみません!!」
まこ「いや…謝らなくてもええんじゃが…」

そんな彼に首を傾げるまこの前で、京太郎がその背筋をビシっと伸ばした。
そのままカクカクとぎこちない仕草で、京太郎はベンチへと腰を下ろす。
その姿を見ながら、まこはどうして彼がそんな風に突然、ぎこちなくなったのかを理解できない。
まさか自分に対して性的興奮を覚えているとは露ほどにも思いつかない彼女に、健全な青少年の衝動が思い至るはずがないのだ。

まこ「雨…あがらんなぁ…」
京太郎「そ…そうですね…」

結果、それを考える事を諦めたまこの言葉に、京太郎はぎこちなさの残った声を返す。
その視線は真正面へと向けられ、頑なに隣のまこを見まいとしていた。
しかし、それでも隣にあの艶めいた美少女がいると思うとその心臓の鼓動は激しくなる。
そんな自分に一つ自嘲混じりのため息を漏らしそうになった瞬間、京太郎はひとつ良いアイデアを思いついた。

京太郎「ちょっと俺コンビニまで雨具買って来ましょうか?」

そうやってコンビニに行けば、少なくともこの妙な興奮からは開放される。
何より、レインコートをまこに着せればそのワンピースが透けたりする事もないのだ。
そうすればきっと自分がまこに対して変な興奮を覚える事もなく、無事に彼女を家へと送り届ける事が出来る。
一石二鳥とも言えるそのアイデアを一も二もなく口に出した京太郎の前で、まこがそっと首を振った。



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