過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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622: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:17:05.68 ID:cTLGLVxBo

まこ「(仕方ない。だって、わしゃあ…こんなんじゃしな)」

その感情はまだ決して大きなものではない。
寧ろ、それ本来が持つイメージとは裏腹に、まこの感情は小さく、まだ根を張り始めたばかりだ。
以下略



623: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:25:53.53 ID:cTLGLVxBo

まこ「(それに比べてわしは…)」

パジャマを脱ぎ去ったまこはそっと洗面台の鏡と向き合った。
そこに居たのはすっきりとした顔立ちの美少女である。
以下略



624: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:34:51.36 ID:cTLGLVxBo

京太郎「んー…旨ぇ…」

そんなまこの様子など欠片も知らない京太郎は一人リビングで座り、雑炊へと舌鼓を打つ。
丁度良い感じに出汁が効いたそれは、温まった身体をさらに温めてくれるものだった。
以下略



625: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:42:47.58 ID:cTLGLVxBo

京太郎「(つか…今、先輩が風呂に入っているんだよな…)」

とは言え、そうやってやる事がなくなると、京太郎はそんな邪な考えを浮かべてしまう。
幾ら彼が彼女に敬意を抱いていると言っても、それはあくまでも意識レベルでの事だ。
以下略



626: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:50:45.74 ID:cTLGLVxBo

京太郎「(それに…さっきのパジャマ姿も可愛かったな…)」

まこが身につけていたのは薄桃色に無地のパジャマであった。
殆ど飾り気のないそれは、サバサバしている彼女らしいと思えるものである。
以下略



627: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/04(水) 23:59:15.30 ID:cTLGLVxBo

まこ「なんじゃ。人気投票一位になれそうな声をあげて」
京太郎「な、何でもないです!!」

そのまま首を傾げるまこの首元は何とも緩い状態であった。
以下略



628: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:05:18.27 ID:l6brifzro

京太郎「せ、先輩…その…」

まこが一体、どういう意図を持っているのか京太郎には分からなかった。
また自分をからかっているのかもしれないし、まったく意識されていないだけなのかもしれない。
以下略



629: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:13:54.46 ID:l6brifzro

まこ「そ、そんなに浮いとるんか…?」
京太郎「い、いや…そこまではっきりしてる訳じゃないですけど…でも、見れば分かるなって…」

そして勿論、そんなまこの誤解を京太郎は知らない。
以下略



630: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:21:23.41 ID:l6brifzro

京太郎「え、えぇっと…」

しかし、そんな彼女の問いを、京太郎はまた大きく取り違える。
頭の中がブラの有無で一杯になった彼にとって、彼女がブラの事を尋ねていると勘違いしたのだ。
以下略



631: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:29:52.81 ID:l6brifzro

京太郎「(え…えぇぇぇぇ!?)」

勿論、それに一番の困惑を覚えるのは京太郎だ。
まさかブラがないという事が泣くほどショックを受けるだなんて一体、どういう事なのだろう。
以下略



632: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:36:14.14 ID:l6brifzro

まこ「ふ…ぅ…すまん…見苦しいところを見せた…」
京太郎「いえ…」

数分後、まこも落ち着きを取り戻し、そうやって言葉を紡ぐ事が出来た。
以下略



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