過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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629: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:13:54.46 ID:l6brifzro

まこ「そ、そんなに浮いとるんか…?」
京太郎「い、いや…そこまではっきりしてる訳じゃないですけど…でも、見れば分かるなって…」

そして勿論、そんなまこの誤解を京太郎は知らない。
自分が主語を抜いてしまった所為で、勘違いをさせてしまった可能性など彼には考える余裕などないのだ。
見た目は遊んでいるように見えて、その実、京太郎は初心で、性的な経験も一切ないのだから。
そんな彼にとって異性の乳首が浮き上がっていると伝えるだけで頭が一杯になってしまうのである。

まこ「そ、そうか…大丈夫だと思うとったんじゃが…」
京太郎「え…い、いや、それは(俺が)きついっすよ」
まこ「ぐっ…」

そんな遠慮のない後輩の言葉がまこの言葉に突き刺さる。
精一杯の趣味を満たそうとしたその格好を根本から否定するそれに思わずよろめいてしまいそうになった。
それを歯を食いしばる事で堪えながら、まこは大きく深呼吸する。
いきなりの新事実にショックを受けているのは確かだが、それはこのままにはしておけない。
どうせならば問題解決の為にもう一歩踏み込もうと、まこはゆっくりと口を開いた。

まこ「じゃあ…どういうのがええんじゃ?」
京太郎「え?」
まこ「…どういうんだったらわしに似合うと思う?」

そう京太郎に尋ねるまこは既に冷静ではなかった。
何とか狼狽を表に出す事は堪えているものの、その内心はショックと恥ずかしさで滅茶苦茶だったのである。
だからこそ、彼女は普段であれば、絶対に聞かないであろう言葉を口にしてしまう。
ともすれば八つ当たりにも取られかねない詰問であり、また論理的ではないものだと言う事に動揺した彼女は気づいていなかった。


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