過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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666: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:11:00.09 ID:DtkKb4Jxo

霞「(とは言え、手伝う訳にもいかないでしょうし…)」

そんな苦労も乗り越えてきた霞が手を貸せば、小蒔はきっとすぐさまそれを完成させる事が出来るだろう。
だが、そうやって手を貸せば、それは小蒔の望むものにならない事くらい霞にも良く分かっていた。
小蒔がプレゼントしたいのはあくまでも手作りマフラーであり、見栄えの良いマフラーなどではないのだから。

霞「…明日から一緒にやりましょうか?」
小蒔「え?」

だからこそ、それが霞に出来る最大限の小蒔のサポートだ。
手を貸せばそれが小蒔の望むものではなくなってしまうが、今のようにミスの指摘くらいは出来る。
近くに居れば小蒔だってわかりにくいところを霞に教えを乞う事だってしやすいだろう。
何よりここ最近は忙しくて出来なかった編み物がしたいという感情も霞の中にはあった。

霞「隣に居れば色々とアドバイスもしてあげられるでしょ?」
小蒔「はいっ!」

そう尋ねる霞に小蒔は輝かんばかりの笑みで頷いた。
実際、小蒔自身、本当は霞に色々と尋ねたかったのである。
彼女にとってはこれは初めての編み物で、そして霞が編み物上手なのを知っていたのだから。
しかし、それを簡単に口に出来なかったのは霞がバイトや進路の事などで忙しい事を小蒔も分かっていたからだ。
それでも、こうして霞から言い出してくれた今、小蒔は遠慮などしない。
最近、忙しくてあまりスキンシップを取れなかった妹に甘えられたいと、霞が思っているのが伝わってくるからだ。


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