過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:11:47.46 ID:DtkKb4Jxo
小蒔「それで…何か用ですか?」
霞「あ、そうそう。忘れるところだったわ」
小蒔の言葉に霞はそっと手を打って、そう返した。
こうして小蒔の部屋に足を踏み入れたのは何も小言を言う為でも、編み物を手伝う為でもない。
バイトや家事の合間に伝手を頼って調べた情報を、家族に伝える為だったのだ。
霞「あの時…ご当主様が言っていた事が気になって調べていたのだけれど…」
小蒔「分かったんですか?」
霞「えぇ。お祖母様が話してくれたわ」
霞の言葉に小蒔はそっとベッドのスペースを空けた。
それは霞の話が立ったまま出来るようなものではないと理解したからである。
何せ、それは神代の巫女にも伏せられていた神代家の陰とも言うべき歴史なのだから。
その真偽を確かめるのに神代家にも近い祖母に接触した霞を労う為にもそうするべきだと判断したのだ。
霞「500年前の巫女が暴走したキッカケには…確かに須賀という名前の人が関わっていたそうよ」
小蒔「そう…ですか…」
そんな小蒔の隣に腰を下ろしながら霞はそう切り出した。
それに小さく頷く小蒔の胸中には、「やっぱり」という言葉が真っ先に浮かんでくる。
それは勿論、あの時、あの場所で神代家のトップである小蒔の父が嘘を吐く理由がなかったからだ。
どれだけ激昂していたとしても、彼は無駄な嘘を吐くタイプではない。
疎まれ離されていたとは言え、その程度の理解が出来る程度には小蒔は父の事を大事に思っていたのだ。
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