過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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675: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:15:57.26 ID:DtkKb4Jxo

和「(これはそこそこ好評でしたし…あ、でも、味付けはこっちの方が好みなんでしたっけ…?)」

そんなデータと睨めっこしながら、頭の中で料理を組み立てていく時間。
それは決して楽なものではないものの、とても楽しいものだった。
こうして記録と向き合っていると、その瞬間の出来事が脳裏に浮かび上がるという事も勿論ある。
だが、それ以上に和の心を浮かれさせているのは、それを振る舞った時に京太郎がどんな反応をしてくれるか楽しみだからだ。

和「(きっと…一杯、喜んでくれますよね…♥)」

頑張れば頑張っただけ京太郎は褒めてくれる。
失敗したら京太郎は慰めてくれるだろう。
そして、どちらにせよ、自分が頑張った事に京太郎は喜んでくれるはずだ。
そう信じているからこそ、和は素直に気分を浮かれさせる事が出来たのである。

和「(ちゃんと美味しいご飯を作れば…ご褒美も貰えるでしょうし…♥)」

その浮かれた心に欲情が差し込む自分を和は少しだけ恥じた。
まるでご褒美という言葉に反応するような自分がケダモノのように思えたのである。
けれど、それを完全に厭う事が出来ないのは、それ以上に期待する和がいる所為だ。
初めて須賀邸にお邪魔して夕食を作るという一大イベントを和は待ちわびていたのである。


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