過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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887: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 01:13:31.39 ID:YJUSyvGCo

―― その日、目覚めた俺の意識が最初に感じたのは泥のようにねばついた倦怠感だった。

まるで眠気を視覚化したような暗い闇。
それは俺の意識を包み、そこから逃すまいと閉じ込めていた。
覚醒した意識を再び奥へ奥へと引きずり込もうとする感覚に、俺の意識は屈しそうになる。
だが、その瞬間、意識へと伝わってくる柔らかな感触が、それを引き止めさせた。

京太郎「(なんだ…?このふにふにって柔らかくて…温かいの…)」

まるでつきたてのおもちのような柔らかくも暖かな感触。
それがほぼ全身から押し寄せてくるのを感じて、俺の意識は覚醒へと向かう。
それは勿論、その独特の感触に俺の身体が興奮していたからだろう。
一体、何なのか分からないが、それは眠気で鈍っているはずのオスの本能を刺激して止まないものだったのだ。

京太郎「ぅ…」

それを確かめようと目を見開いた俺の頭は未だクラクラとしていた。
幾らか意識が覚醒したと言っても、眠気と倦怠感は身体の中に残っているのである。
その所為で鈍った思考では、ぼやけた視界からろくに情報を得る事が出来ない。
数秒後、自分が見ているのは自分の部屋の天井である事を理解した俺は、ゆっくりとその視線を周囲へと動かしていく。


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