過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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888: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 01:14:12.27 ID:YJUSyvGCo

京太郎「…あー…」

瞬間、俺の目に入ってきたのは、小蒔の顔だった。
俺の上に抱きつくようにして寝息を立てるその顔はとても安らかである。
いっそ庇護欲を擽られるほどに安心しきったその顔に思わず手が伸びようとした。
だが、その手が動く事はなく、何か柔らかいものに遮られてしまう。
今度はそれを確認しようと視線を右へと動かせば、そこには俺の腕を抱いた和の寝顔があった。

京太郎「……え?」

俺の毒牙に掛かり、その能力の犠牲者となった二人の姿。
そんな二人の寝顔に俺が冷や汗を浮かべるのは、状況がまるで理解出来なかったからだ。
二人が同じベッドで ―― しかも、俺と同衾する形で寝ているだなんて一体、何が起こったのか。
目の前の状況に驚きを禁じ得ない俺は急いで記憶を掘り返し、状況の確認に努めた。

京太郎「(あぁ…そう言えば…)」

そこで俺の脳裏に浮かんできたのは昨夜の出来事だった。
漫さんが長野に突然やってきたのを好機として、俺は二人に本心を話したのである。
三人とも自分のモノにしたいというそれは、勿論、俺だって最低なものだと分かっていた。
実際、和や小蒔には一度は拒絶されるどころか泣かせてしまったのだから。
しかし、それでも漫さんのフォローのお陰で、俺は三人に強引ではあるものの合意を取り付けることに成功したのだ。


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