138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/01(日) 16:32:31.60 ID:p8AGMpr50
「は?魔術結社?え、なに、魔術師とかがいると?」
「うん」
科学の街、学園都市で魔術師とはどういうことだろうか。
もしかしたら外から来た人間で、能力者を魔法使いか何かと間違えたのだろうか。
そう考えれば、魔術結社も風紀委員ということで納得がいく。
「あのな、魔術師じゃなくて学園都市のは能力者って言って・・・」
「違うよ。本物の魔術師。それに、そのがくえんとしの人じゃないんだよ」
頑なにまで魔術師だと言うインデックス。
「じゃあ何か、お前も魔術師だとでも言うのか?」
「ううん、私は魔術は使えないんだよ。でも私は10万3000冊の魔道書を保管しているんだよ」
「10万3000冊もどこにあるんだ?」
「ここ」
「は?」
「私の頭の中」
魔術はあるけど私は使えない。
見ることの出来ない10万3000冊の魔道書。
それではただの苦しい言い訳だ。
インデックスを見る上条の目は明らかに信用をしていない。
「信じてないんだねわかったんだよ!!」
突然インデックスは台所へ行くと、すぐに戻ってきた。
その手に持っているのは包丁だ。
そしてその包丁を上条へと突きつけた。
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