過去ログ - 美琴「まったく、遅いわよ」
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463:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/27(月) 00:13:08.31 ID:mbFkOx7J0


美琴についていくと、巡回している機動隊員は確かに少なかった。
しかしそれだけで避難警報の出されている一帯を突破できない。
その時には土御門が、機動隊員の視界にうつらない瞬間を突いて先へと進んだ。
そして新居間近。どこもかしこも機動隊員で一杯であり、

「土御門、ここは任せてください」

神裂は立ち上がり、どこかへと行ってしまった。
それから少しして、上条宅を包囲していた機動隊員達は、どこかへと消えてしまった。

「な、何があったんだ?」
「ねーちんがやってくれたんだぜい」

土御門によると、神裂が周囲に結界のようなものを張って、機動隊員達に他人の家を、上条宅と誤認させたらしい。
本当に魔術って便利だなと思ったが、神裂は聖人といって、特別らしい。

「お待たせしました」

上条の家。この中に火野神作はいる。
玄関は鍵がしまっている。どこから侵入したのか。上を見ると2階の窓が空いている。出かける際に閉め忘れたのだろうか。

「私達が中へ入り、鍵を開けましょう」

そう言うと神裂はミーシャ=クロイチェフと共にジャンプした。
予備動作も、特別な術式を使う様でもなかった。ただの身体能力で自身の身長の倍以上の高さまで届いてしまった。
神裂が玄関を開け、家から出てくる。

「お待たせしました。ですが火野神作はまだ発見されていません」





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