過去ログ - 美琴「まったく、遅いわよ」
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464:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/27(月) 00:13:34.67 ID:mbFkOx7J0


中へ入り探索を開始する。
二階はミーシャ=クロイチェフ、神裂と土御門。
一階は上条と美琴だ。
最初に開けたのは洗面所。2人分の歯ブラシの横に、アフリカ辺りにありそうなお土産がある。刀夜が出張で買ってきたのだろう。
そのお土産みたいなものが浴室にも置いてある。一体誰だけ買ってきているのだろうか。

「・・・・・・ここには何も無さそうね」

次に来たのはリビング。大き目のテレビに茶箪笥。
窓とカーテンを締め切られ薄暗く、何か異臭を感じる。
それが何か、気づいてしまった。

「っ!ガスが漏れてる」
「え!?」
「とにかく火花を出さないようにして元栓を閉めない・・・・・・と」

振り返って見てしまった。
どこを見てるかも分からない目で、美琴目掛けてナイフを振りおろそうとする火野神作の姿を。

「みこっ!!」


しかし、ナイフが美琴に突き刺さることはなかった。

「ぐ、ぁっ!」

美琴は振り返ろうとしようともしなかった。
ただ腕を後ろへ力一杯伸ばす。それだけで火野神作を怯ませた。

「がぁ!!」

振り向きざまに美琴は火野神作のナイフを持つ手首を掴んで捻り落としたナイフを掴んで、その刃先を火野神作の首筋めと向ける。

「さっさと『御使堕し』のこと洗いざらい吐きなさい」

美琴の目はまるで、ゴミクズでも見るかのようだった。




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