過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
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362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/14(木) 15:20:11.32 ID:0BkihuJv0
ブラフォード「フン!」

 ブラフォードが首を振るう。
 振り回された長髪がジョジョの腕に絡みついた。

ジョセフ「こんなもんで俺の動きを封じたつもりか!?」

 ジョジョは絡みついた髪を振りほどこうと腕を振り回す。
 だがその時異変が生じた!

ジョセフ「げええ!? な、何だァーーッ!?」

 髪が! ジョジョの腕に巻き付いた髪が、まるで自分の意思を持っているかのように蠢いている!
 まるで一本一本が独立した生物のようにうねうねと自在に動き回り、その先端をジョジョの腕に突き刺した!
 鋭い痛みと共に、指先が急速に冷え込むような嫌な感覚が駆け巡る。

ジョセフ「す、吸ってやがるのか! 俺の血を!!」

ブラフォード「このままカラッカラの干物みたいになるまで吸い尽くしてくれるゥゥ!」

ジョセフ「ケッ! それじゃあ逆にこの髪の毛を通して波紋を食らわせてやるぜ!!」

 ジョジョは絡みつく髪の毛を掴み取り、波紋を発生させる。
 だが、生まれた波紋は髪の毛を伝わる前に霧散してしまった。

ジョセフ「波紋を生み出す血液そのものを吸われているから波紋効果が弱い……とても奴の髪の毛の抵抗を突き破れねえ……ならばッ!!」

ジョセフ「無事な方の手で髪の毛が絡まっている腕に波紋を打ち込み、奴の髪の毛に波紋が十分に浸透した血液を吸わせる!!」

ブラフォード「むッ…!!」

 ジョジョの腕に絡みついていたブラフォードの毛先が融けだした。
 髪の毛の抵抗に阻まれ、ブラフォード自身まで波紋効果が及ぶことは無かったが、とにかくジョジョは髪の毛攻撃から逃れることに成功した。

ブラフォード「やるな小僧ォ……だが、次の攻撃は果たしてェ……かわせるかなァ……?」

ジョセフ「な…なんだ…? 両腕を後ろに回したぞ…?」

ブラフォード「ウシャァァァアア!!!!」

ジョセフ「そ、そのまま飛びかかってきやがった! どっちが来る…腕か、それとも足か!?」

 否! 答えはそのどちらでもなかった!!
 ブラフォードの腰から長剣を抜き、ジョジョに突き出してきたのは―――――
 意外! それは髪の毛ッ!!



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