過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
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368:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/14(木) 15:27:34.08 ID:0BkihuJv0
スピードワゴン「や、やったか!?」

 悶え苦しむブラフォードの頭部からは波紋傷の煙が噴き出している。
 だが、ブラフォードは未だ二本の足で立ち、倒れる気配を見せない。

ブラフォード「お…の、れ…! よ…く、も……!!」

ジョセフ「その根性には感心するが、もうその様子じゃ髪の毛は使えないだろう。お前にもう勝ち目はないぜ、ブラフォード」

ブラフォード「まだだァ! 俺にはまだこの剣がある!! 髪に頼らずとも、俺はこの剣で数多の戦場を潜り抜けてきたァ!!」

ジョセフ「波紋を受けて、大分動きが鈍っているな。それでもまだやるってんなら、いいぜ、相手になってやる……来いよ」

ブラフォード「GOUAAAAAA!!!!」

 ブラフォードが地を蹴り、猛然とジョジョに向かって突進する!

スピードワゴン「何ィーーーッ!? 速い!! とても死に掛けの奴の動きじゃねえ!!」

ツェペリ「腐ってもブラフォードは剣の名手、徒手空拳で挑んで勝てる相手では―――」

ジョセフ「もちろん、素手で戦うつもりなんてさらさらないぜ!!」

 ジョジョの手にアメリカン・クラッカーが出現する。
 波紋が伝播した鉄の塊がぐるぐるとジョジョの手で踊る。

ツェペリ「だ、だがそれでもリーチが足りん! アメリカン・クラッカーの長さを足しても、とてもブラフォードの剣の長さを上回ることは出来ん!!」

ジョセフ「おいおい、ツェペリさん。波紋法の基礎中の基礎を忘れちまったのか?」

ツェペリ「な、なに?」

ジョセフ「これは、あんたが俺に最初に教えてくれた技なんだぜえええええ!!!!」

 関節を! 関節を外して腕を伸ばす!!
 その激痛は波紋エネルギーで和らげる!!

ジョセフ「ズームパンチwithアメリカン・クラッカァーーーー!!!!!!」

ブラフォード「う、腕が伸び―――ガハァッ!!!!」

 波紋法による肉体操作―――腕を伸ばし、アメリカン・クラッカーを持ったジョジョのリーチがぎりぎり剣の長さを上回った。
 振り下ろされた剣がジョジョの体に到達するより先に、波紋を十二分に帯びたクラッカーが、ブラフォードの頭部に撃ちこまれていた。




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