過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
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367:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/14(木) 15:26:20.89 ID:0BkihuJv0
ジョセフ「さっきみたいに俺の体をぶんぶん振り回していた方が、アンタに勝機はあったかもしれねえな……なんせ、あの状態じゃろくに呼吸もできなかった」

ジョセフ「だが今は……スゥー、ハァー……この通り、しっかりと深呼吸まで出来ちまってる。……俺の今の全力の波紋を練り出すことが出来る」

ブラフォード「だから何だというのだ。波紋とやらを使ってもお前の力では我が死髪舞を打ち破ることは出来ん。それは先ほども証明されたはずッ!!」

ジョセフ「そうだ……一回目、最初に腕を捉われた時、俺の未熟な波紋じゃお前の髪の毛の抵抗を打ち破ることは出来なかった。だが、気付かないのか? あの時と今じゃ、決定的に違う点がある」

ブラフォード「違う点だと…? 一体何が……」

 ぴちゃり、とブラフォードの頬を伝い、液体が地面に落ちた。
 汗ではない。生命活動を止めたゾンビは汗をかかない。
 これは、この水は、さっき水中に潜っていた際の――――!!

ブラフォード「ハッ!? 貴様、まさかッ!!!?」

ジョセフ「そう、濡れている!! 俺たちは今、ぐっしょり濡れちまってるんだぜ!! 特にあんたの髪の毛だ!! 量が多いだけあって、ゼェンゼン乾いてねえ!!」

ジョセフ「俺の波紋で髪の毛の抵抗を突き破る必要なんてねえ。俺はただ、あんたの髪の表面に波紋を滑らせてやればいい。―――容易いぜ? 波紋が水を伝わるのは」

ブラフォード「うおおおおおおおお!!!!」

 ブラフォードが剣を振りかぶる。

ジョセフ「髪の毛は切らせねえ!! 食らえ!! あえて陸上での『青緑波紋疾走(ターコイズブルーオーバードライブ)』!!!!」

 ブラフォードの髪の毛の表面を波紋が走る。
 波紋は振り下ろされた剣を掻い潜り、ブラフォードの頭部へと到達した!



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