過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
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[saga]
2013/12/01(日) 18:15:55.20 ID:IyldB1Gv0
ジョセフ「ようタルカス。『イタチの最後っ屁』って知ってるか?」
タルカス「なに…?」
ジョセフ「三百年も土の中で眠ってりゃ知るわけねーか。俺もちょっと前に、たまたま医者の先生んトコの図鑑で見たから知ってるだけだしな」
タルカス「下らん…その、いたち? とやらが何だというのだ」
ジョセフ「イタチってのは追い詰められると相手の鼻先にくっせえ屁をぶちかまして窮地を逃れるんだそうだ。そこで今回! 俺はお前にイタチの最後っ屁を受けた敵の気持ちを味わわせてやろう」スチャ
タルカス「……?」
ツェペリ「…? 何だ? ジョジョの奴、手に何を持っている?」
スピードワゴン「あれは……葉っぱ!? さっき崖から飛ぶのに使った葉っぱか!!」
ジョセフ「そう! 生命磁気の波紋疾走で寄って来てくれた活きのいい葉っぱちゃんよォ〜!! お前がぶち破ったせいで、けっこうもみくちゃになったからよォ〜、何枚かは俺の体にくっついてると思ったぜ!!」
ジョセフ「この葉っぱたちを握りつぶして細かく砕き! 波紋を流す!!」コオオオオ!
ジョセフ「生命磁気の波紋疾走によって遠くから寄ってくるほど波紋への反応が良かった葉っぱたちだ……細かく砕き、ひとつひとつの大きさは小石ほどになっても…」
ジョセフ「そして俺の手から離れても! しばらく波紋は葉っぱの欠片に残り続ける!! 食らいなタルカス!! 俺の最後っ屁だ!!」
ジョジョは天井に膝をついたまま、ほんの少しだけ振り返り、その手に握った葉っぱの欠片たちをタルカスの顔面に叩き付けた。
例えるならそれは、握りこんだ砂を突然顔に向かって投げつけられたようなもの。
目をつむり、砂が目に入ることくらいは防げても―――その砂を全て体に触れぬよう打ち落とすことは不可能だ。
タルカス「GYAAAAAAAAA!!!!」ボジュゥウウウ!
波紋を帯びた葉の欠片がタルカスの顔面を溶かす!
たまらず叫びを上げるタルカス!
だが!
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