71: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:32:17.65 ID:kxAWoUKR0
ポリバケツの蓋に飛び乗った。血が頬を伝い、肩を伝い、地面に点々とした血の跡がつく。腕を動かすたびにびりびり痛み、灼熱感もまだ相当あるけど、失血はそれほどでもないのが唯一の救いだった。
とりあえず失血死、ということは当分考えなくてもよさそうだ。まずは襲撃者を殺す。そのあとゆっくり治療はすればいい。
よし。
問題はまだ相手の姿かたちがわからないことと、能力。
こんなとき二次元のキャラだったらどうするだろう。ブリュンヒルデ・ノワールだったら? それは当然任務遂行だ。華麗に追いつき、裏をかいて、余裕綽々の大勝利。うん。私にだってそれしかないよね。
指とか、肩とか、耳とか、こんなものは名誉の負傷だ。
黒マント「多分、あっちの能力は銃撃」
激痛を紛らわすためにぶつぶつ呟く。
黒マント「炸裂音は、きっと、多分、銃声だ。聞いたことないけど」
黒マント「あの詰襟みたいに、物を強化する力? それとも銃の具現化か?」
黒マント「けど、それを可能にする『生き様』……」
まぁ私の『黒光纏いて優雅に踊れ』だってサイコキネシスを望んだ生き様じゃないし、そのあたりは字面とか、語感とか、だいぶ自由な解釈がされているんだろう。
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