過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
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824: ◆6osdZ663So[sage saga]
2013/09/16(月) 18:07:44.88 ID:YI2hnTCfo

チナミ「それにしても祟り場の収束の手伝いなんて面倒な事してるわよね。」

聖來「ヒーローとして放っておけないからね。」

聖來「なんて、建前上はカッコイイこと言えるけど、」

聖來「まあ、実際本当に困ってるんだよね。これが。」

仮面を外せば妖怪に追い回される聖來にとっては、

何としてもこの事件を早く終わらせたいところだ。

チナミ「確かに人間にとっては、面倒な空間かもしれないわ。」

チナミ「妖怪だけじゃなくって、悪霊なんかも飛び回ってるみたいだし。」

チナミ「ああ、そう言えばもっと不快なのも見かけたわ。」

聖來「もっと不快な?」

チナミ「吸血鬼よ。私と同じ。」

チナミ「けれど、ゲロ以下の存在。近づくのも嫌だったくらい。」

聖來「そこまで言うほど・・・・・・?」

チナミ「ええ。だって、それカースと気配が一緒だったんですもの。」

聖來「・・・・・・カースの気配?」

それを聞いてしばし思考する聖來。

聖來「カースドヒューマンならぬ、カースドヴァンパイアってことかな?」

チナミ「ええ。近くで確認した訳じゃないけれど、たぶんそう言った存在よ。」

チナミ「誰がやったのかしらね。あんな悪趣味な事。」

吸血鬼であるチナミの顔には、隠し切れない憤怒が浮かんでいた。

聖來「・・・・・・危険すぎる。それこそ間違いなく放っておけないね。」

聖來「すぐに下に居る子達に探してもらうように頼むよ。」


そう言って、聖來は大戌に乗って、屋根の上から地面に飛び降りる。

そしてその場に残っていた犬頭達に指示をだしていった。


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