過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 00:10:37.12 ID:ey/pC7+AO
〜120〜

上条「わたくしこと上条当麻は今日から高校三年生となり……」

食蜂「ねぇねぇ似合う?貴方の学校の制服☆ねぇねぇ見てよぉ」

上条「進路について真剣に考えねばならないこの大事な時期に」

御坂「うふふ、一年だけだけどあんたと先輩後輩になれたわ!」

上条「〜〜お前らちょっと離れて歩けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

新世界にて、上条は高校一年生となった御坂が右腕、食蜂を左手にぶら下げながらゼーゼーと坂を上った。
その途中では土御門兄妹に冷やかされ、パンを咥えて走る青髪を見送り、鈴科が背中を叩いて通り過ぎる。
滝壺を荷台に乗せて自転車を漕ぐ浜面が手を振って、黄泉川が校門の前に立つ、麗らかな春の日であった。
食蜂と御坂は上条のいる地元の公立校に合格し、この春から上条の後輩となった。その前に恋人なのだが。

食蜂「――……そう」

御坂「どうしたの?」

食蜂「(貴女も上条さんに会えたのねぇ?“もう一人の私”)」

そこでいきなり立ち止まり青空を見上げる食蜂を御坂と上条が心配そうに見つめるも、食蜂は微笑み返し。

食蜂「何でもないわぁ☆さあ行きましょう、美琴に上条さん♪」

〜120.5〜

かくして、ここに科学と魔術が交差する物語は終わりを迎える。最早語り部はいらず語る事など何もない。

御坂「あんたって本当にエクレア好きよね?いつか太るわよ?」

食蜂「くすくす、御坂さんと違って全部胸行くからお構い無く」

白井「お姉様!テーブルを振り上げるのはおよしになられて!」

結標「黒子の胸も大きくなればいいのにね、って、ぶふぇ!?」

旧世界に於いて、彼女達もまた歩き出す。銀世界のように汚れなき、誰の足跡もついていない『未来』へ。

神浄「幻想殺しの代わりに右手が戻って来た。何でだろうな?」

禁書目録「とうま!そんな事よりも赤ちゃんのおしめ代えて!」

閉世界に於いて、彼等もまた歩き出す。神の居なくなった世界の中で人間の手による『希望』を掴む為に。

上条「な、何だよ急に止まって」

食蜂「ねぇ、私達、貴方の事が」

御坂「世界中の誰よりもずっと」

食蜂操祈と御坂美琴が交差する時、上条当麻の物語が始まる――



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