過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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[saga]
2013/08/17(土) 23:38:36.79 ID:BX4MDBAAO
〜97〜
白井「高校生にもなって林檎の皮剥き一つ出来ませんの!!?」
結標「五月蝿いわね!文句があるなら食べなくても良いわよ!」
御坂「(……佐天さんから大体の事のあらましは聞いたけど)」
初春「(……何というか痴話喧嘩を見せられていると言うか)」
佐天「(やっぱり死んじゃってからタイムスリップした人達には記憶がないのかな?それともあれかな)」
翌日、見舞いに来た御坂と初春が見たもの。それは手指にたくさんの絆創膏を貼り付けた結標の姿と――
そんな彼女の剥いたリンゴを文句を言いながらも食べる白井の姿。前回の時間軸とは似て非なる光景だ。
そんな二人を見つめつつ佐天は思う。やはり閉世界の記憶を引き継いでいるのは自分達だけのようだと。
佐天「(SFに良くあるパラレルワールドって奴なのかな?)」
結標「まあ良いわ。御坂美琴。ちょっと屋上まで顔貸しなさい」
御坂「……良いわよ。こっちにも色々と聞きたい事もあるしね」
白井「お、お二方。どうか喧嘩だけはなさらないで下さいませ」
そんな彼女達を前に果たして自分達が時間を遡って来たなどと。
結標「――喧嘩ならもううんざりするくらいして来たわよ――」
言えるのだろうかと。
〜97.5〜
御坂「それで?話って何よ?黒子を助けてくれたお礼なら――」
結標「貴女からお礼を言ってもらおうだなんて思ってないわ。私が聞きたい事はただ一つ。上条君達の事」
御坂「!」
結標「貴女、インデックスさんと上手く行ってないでしょう?」
前回、二人が切り結んだ大量のシーツが干された屋上にて結標は手摺に捕まりつつ背中越しに御坂に問う。
インデックスとの不和。それこそが御坂の悲劇の嚆矢。本来ならば結標にとって御坂などどうでも良いが。
御坂「――そうね。でもそれがあんたに何の関係があるのよ?」
結標「大有りよ。言ったところで“私だけ”ならとても信じてもらえないでしょう。でも貴女の友達……」
その所為で世界が滅亡し、白井が死亡し、自身が絶望するような未来を繰り返す愚を犯すつもりなどない。
結標「佐天さんも知っているわ。貴女達が引き起こす災厄をね」
そこで結標が御坂へ振り返る。より正確には御坂の背後。前回、海原が身を潜めていた屋上の入り口へと。
佐天「もしも、私達が未来から来たって言ったら笑いますか?」
御坂「!?」
そこに佇む佐天へと。
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