過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/17(土) 23:47:50.04 ID:BX4MDBAAO
〜104〜

食蜂「!?」

食蜂の左頬に抉り込まれる、腰を切った白井の右ストレート。傾ぐ身体を反対方向からの左フックが襲う。
このワンツーだけで食蜂の意識が飛ぶ。されど白井の右膝蹴りが腹腔に突き刺さり身体がくの字に曲がる。
されど倒れる事を許さない右アッパーが脳を揺らし、左手で顔面を鷲掴んで後頭部を自販機に叩きつけた。
覚醒後の食蜂ならばこれにさえ手を打っていただろう。本来の彼女自身の戦闘力は佐天にも劣るのだから。

白井「おわかりでして?殴られれば痛いんですの。自分の血を見るのは女の子の日以外は初めてでして?」

結標「ちょ、黒子!」

白井「授業料はご自分の涙と鼻水と血と涎でお支払い下さいませこんちくしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

結標「(……どっちが悪役かわかんないわ端から見れば……)」

最後にはドロップキックを顔面に浴びせ、食蜂を自販機の下敷きにして決着はつけられた。実に呆気なく。

結標「(……この子だけは怒らせちゃ駄目ね。気をつけよう)」

〜104.5〜

上条「……なあ、あれ止めなくていいのか本当に。ヤバくね?」

御坂「大丈夫。黒子は優しいから殺しはしないわ。多分だけど」

佐天「(多分って)」

一方、白井が部屋にいない事から探しに出掛けた御坂とエンデュミオンから帰って来た上条が出会い……
そこでコンビニに買い出しに出歩いていた佐天が公園で出会すなり始まった戦闘に言葉すら出て来ない。

御坂「でもこれで佐天さん達が言ってた事が本当だってわかったわ。疑ってごめんね。今度こそ信じるわ」

上条からアレイスターの残した呪いを解いたという話を聞き、御坂もようやく信じる事が出来たのである。
もし実現していたなら世界は間違いなく滅び、御坂は復讐者となり、上条は敵対者となっていたであろう。

上条「……安心しろ御坂。俺はお前を置いて行ったりしねえよ」

御坂「うん♪私を置いていったらあんたも“ああ”なるからね」

上条「おっ、おう」

御坂「じゃあ帰ろっか♪逃げたらインデックスも“ああ”よ?」

佐天「(なんてわかりやすい死亡フラグですか御坂さん……)」

未来はこの瞬間をもって書き換えられた。怪物は生まれず、世界は滅びず、神は天にいまし世は事もなし。




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