過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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[saga]
2013/08/17(土) 23:50:25.97 ID:BX4MDBAAO
〜105〜
白井「大丈夫ですの?」
結標「……彼女よりは」
雲川「連れて行け。ミンチより酷いが生きてれば問題ないけど」
その後、食蜂は雲川が直接指揮を執る部隊に担架で運ばれて行った。外患誘致罪辺りで片をつけるという。
どの道アレイスターの負の遺産がなければ食蜂のシナリオは破綻する。そして結標も救急車に乗せられた。
付き添いには白井。真っ白な車内灯を逆光にこちらを見下ろして来るその相貌は確かに白井そのものだが。
結標「……貴女は前の黒子?それとも今の黒子?どっちなの?」
白井「どちらでもありどちらでもありませんの。わたくしはわたくし。身体は前のわたくしですが何か?」
結標「………………」
白井「今良からぬ事を考えましたわね。とどめを刺しますわよ」
白井からすればいつも通りの結標だった。結標もこれでいい、これがいいと白井の手を握り締めて頷く。
過去の『白井』と未来の『黒子』が溶け合った現在の『白井黒子』。それだけで私は十分幸せだと笑う。
結標「クリスマスイブ、“今回”はライブじゃなくて病院ね?」
白井「病院でだってケーキは持ち込めますの。何処でではなく」
結標「誰と過ごすかによるわよね?期待してるわよサンタさん」
長い戦いだった。永い闘いだった。もう戰えないと結標は思った。白井と違って半年以上走り続けたのだ。
それを思えばこの程度は掠り傷だ。だが結標は白井の手に頬擦りする。やっと帰って来たのだと言う実感。
白井「でもあなた方は生身でこの時間軸に来たから記憶も持ち越せましたの。ならばわたくしはどうして」
結標「……もしかすると私達が時間的閉曲線を越えられる“テレポーター”だからかも知れない。これも」
そこで思う。この世界でもインデックスは上条といる。つまりアウレオルスはこの時間軸にはいないのだ。
鳴護もシャットアウラも御坂も食蜂もだ。逆に言えば何故『テレポーターが二人も都合良く』ここにいる?
これさえも食蜂のシナリオではないのか?まるで『過去の食蜂の計画を止める為』に『生かされた』よう。
結標「……何てね。あーあ、いつになれば退院出来るかしら?」
白井「良くて一週間」
結標「早くHしたい」
白井「このスケベ!」
前回の時間軸で骸骨蛾(メンガタスズメ)と称された白井だけが食蜂という女王蜂の蜜蝋を食い破る『天敵』となり得たように。
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