168: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 21:58:57.20 ID:QltVepZq0
青年はほんの少しだけ邪悪な笑みを浮かべながら、彼女に問いかけた。
その時、一瞬だけ彼女の顔が真顔になったのを彼は見逃していた。
「私は世界を滅ぼしたいの。この世界を全て。綺麗さっぱり壊したい」
169: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 22:00:22.54 ID:QltVepZq0
青年は溜め息交じりに続ける。
「でも、少しなら分かるかもしれない」
170: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/20(金) 22:01:47.22 ID:QltVepZq0
今回はここまでです。
171:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/21(土) 13:32:52.78 ID:8Bp7pqgco
乙です
172: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:17:36.16 ID:u8RutNwe0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
女性「黒髪さん!!」
173: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:18:48.58 ID:u8RutNwe0
黒髪「へえ」
女性「大丈夫なんですか?」
隊長「ああ」
174: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:20:32.18 ID:u8RutNwe0
隊長「ああ、正直かなり分の悪い賭けだな」
女性「他の策は無いんですか?」
隊長「こちらは無い。もう少し予算があれば……」
175: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:21:26.47 ID:u8RutNwe0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
黒い鎧を纏った黒髪は自分の胸に手を当てた。
ゆっくりと大きく息を吸う。
176: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:22:09.46 ID:u8RutNwe0
しかし今の彼の心臓と血管はほんの少しだけ変化している。
心臓も血管も、その血流に耐えうる柔軟性と強度を持っていた。
もちろんだからと言って体の負担はゼロでは無い。
現に彼の体は悲鳴を上げ、彼もまた呻き声が僅かに口から漏れだしていた。
177: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:22:43.76 ID:u8RutNwe0
「助かるよ。戦士」
「ふんっ」
178: ◆iIfvn1jtvs[saga]
2013/09/25(水) 23:23:44.63 ID:u8RutNwe0
今日はここまでです。
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