過去ログ - 朝日奈「さくらちゃんのバカァ!」さくら「我の台詞だ!」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/18(日) 23:39:24.38 ID:saby7qqI0
桑田「おらおらおらおらおらおらおらぁ!ひゃっほーい!」


 桑田クンが。
シャカシャカシャカシャカと、リズミカルに上り坂を自転車で走っている。
十神クンの情報によると、山を丁度1つ上り下りするルートらしく、のぼり側はほぼ一直線に7kmあって、そこから下り坂が急カーブもまじえつつの33km。
ただのスピード勝負ではなく、下りでどれくらいブレーキを我慢できるかが肝…。らしい。

 でも、流石は桑田クン。走攻守の3拍子揃った超高校級の【野球選手】だけはあって、リズムよく上り坂を駆け上がっている。

 そして、それに追いつこうと一生懸命に後ろから追い上げるのは大和田クン。
でも、少しずつ、見て分かる距離がゆっくりと離されていく。


桑田「口だけかよ!大和田! もうオメーがコメ粒くらいに見えるぞー!」

大和田「ほざいてろ…。後ろ見てしゃべる暇あったら!今のうちに差つけとけゴルァ!」

桑田「言うじゃねーか!ならこっちだって手加減なしのスーパーフルMAXでいっちゃうぜー!」


霧切「大和田君。目に見えて離されているのに、悔しがるそぶりすら見せないわね」

葉隠「多分。諦めたんだべ」

ジェノ「それはないない! モンドちんに限ってぇ、『諦める』なんて言葉!
    あったら私の萌えが消えるわ!
    モンドちんは男…否!漢なの!」

山田「うむむむ。言葉だけじゃ分かりにくい言い換えですね。わかります」


 うん。だって僕にも分かるよ。
上り坂が桑田クンに有利なのは一目瞭然だよ。
大和田クンが喧嘩に明け暮れる毎日でも、
スポーツという土俵では持久力で桑田クンに一歩及ばない。

 でも、下り坂は逆なんだよ。
多分。桑田くんも、気付いている。



葉隠「下り坂に入ったべ!」



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