26: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/18(日) 20:55:13.59 ID:3zfOmQ280
「何か悩み事でも?」
「そんな感じです。ううん違うかもしれません」
「と申しますと――」
「最近、リボンの色が濃くなっているような・・・」
「まあ。それは暁美さんに何かを知らせているのですわ。
よくよく観察するのが良いと、ある書籍に書いてありました」
興味深そうにほむらのリボンを見つめる仁美。
「少し触らせてくださいませ。とても綺麗なリボンですこと」
どうぞ、とほむらが渡した瞬間、仁美がふらついた。
「?」
「いえ、お返ししますわ。何だか私には合いませんでした」
貧血のような目眩を感じた仁美はすぐにリボンを手放した。
なんとも言えぬ気持ち悪さとはこのことかと心の中で理解する。
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