701: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:06:11.97 ID:/Kl/cfxA0
ふうむ。
……いつも酷い扱いされてるし、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ仕返ししても良いんじゃね?
つっても、酷いことをするつもりは無いけどな。
702: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:07:41.79 ID:/Kl/cfxA0
京介「……おお。 お前、そこで待ってたのかよ?」
風呂場から出て、着替え、洗面所を出る。 するとすぐそこで桐乃は待っていた。
桐乃「うん。 お兄ちゃんに早く会いたかったの」
703: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:08:15.72 ID:/Kl/cfxA0
桐乃「な……!」
桐乃「……も、もう……い、いいいきなり撫でないでよぉ」
やべえ、普通に可愛いぞこいつ。
704: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:08:52.45 ID:/Kl/cfxA0
俺は桐乃に笑顔を向けながら言う。 桐乃は顔を真っ赤にし、俯いてしまった。
京介「どした? 話さないのか?」
桐乃「……す、するケド」
705: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:09:22.38 ID:/Kl/cfxA0
桐乃は少し考え、やがて俺の体にしがみ付く。 見ると耳まで真っ赤になり、両手で俺の服をぎゅっと掴んでいる。
……超可愛いかもしれん。
俺はそんな桐乃の腰と背中に手を回し、持ち上げ、移動。
706: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:10:09.94 ID:/Kl/cfxA0
……こいつ、まだこれを続ける気だな。
良いぜ、俺にも考えがあるってんだ。
京介「ふう。 あー、なんか肩が疲れたな……誰かマッサージしてくれねえかな〜?」
707: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:10:35.84 ID:/Kl/cfxA0
桐乃は俺の言葉を聞くと、すぐに俺の背中に回る。
で、俺の肩を掴み、マッサージ。
京介「な、なんか近くね……?」
708: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:11:01.27 ID:/Kl/cfxA0
それに、こいつやたら俺の耳元で喋る所為で、くすぐったい。
京介「お、お前……」
桐乃「どうしたの? お兄ぃちゃん♪」
709: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:11:32.68 ID:/Kl/cfxA0
桐乃は言い、俺の正面へと回る。
桐乃「お兄ちゃんは、あたしに何をして欲しいの?」
桐乃は顔を近づけてきて、上目遣いで俺を見る。
710: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/31(土) 13:11:58.34 ID:/Kl/cfxA0
京介「あ、あー! 喉渇いた!」
桐乃「チッ……」
……すっげえ笑顔のまま舌打ちされた気がする。
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