9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/19(月) 00:35:29.27 ID:a0RDO+7eo
Phase 3
カメラマン「まゆちゃーん! こっち向いて!」
まゆ「はぁい♪」
カメラマン「まゆちゃんいいねー! じゃあもう一枚!」
今日は、スタジオで写真撮影をしている。自分で言うのは恥ずかしいけれど、佐久間まゆと言えば、今の読モ界では割と有名な存在だ。
多くの雑誌に引っ張りだこで、今やまゆの名前が出ないファッション雑誌はないのではないか、と言われているらしい。
でも、そんなことまゆには関係ない。その辺を歩いていたら話しかけられて、断る理由もなかったから始めた仕事だ。
確かに、仕事である以上は責任を持ってやらせてもらっている。それで、誰かが喜んでくれているのも事実だ。
でも、まゆは、自分はどうなんだろう。自分は、この仕事で、本当に満足しているのだろうか。
スタッフ「渋谷さん到着しましたー!」
そういえば、今日は何処かの事務所の人も一緒に撮影する、とか言っていたっけ。
渋谷さんと呼ばれたその人は、とてもクールな雰囲気の女の子だった。
凛「あなた、佐久間まゆさんだよね? 私は、渋谷凛。凛でいいよ」
まゆ「初めまして、凛さん。うふふ、私のこと知ってらっしゃるんですかぁ?」
凛「そりゃ、もちろん。雑誌を開けばいつでもあなたが載ってるもの」
まゆ「あら、そうなんですかぁ。まゆは、あまりそういうの見ませんから」
凛「へえ、ファッション雑誌見たりしないんだ。意外だなあ」
まゆ「はい。ちょっと、苦手で」
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