過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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905: ◆GULJi96aoSzS[sage]
2013/10/16(水) 21:06:08.06 ID:CKc5dqgJo


「由比ヶ浜……、いや、結衣……、俺と友達になってくれ……」


「うん、もちろんだよ! ヒッキー大好き!」

 そういうなり俺に飛びついてきた。
 一瞬雪乃のように抱きしめようかと思ってしまったが、さすがにこれはマズい。
 思わず結衣を抱きしめようと動かした手を中途半端にぶらぶらとだらしなく垂らしてしまった。


「八幡、あなた私という恋人がいながらいったい何をしようとしていたのかしら?」

 俺は心臓が思わず凍り付きそうになった。
 怖くて雪乃の方に視線を向けることができない。


「いいじゃん、ゆきのん」


「何がゆきのんなの、結衣?」

 結衣も俺の胸の中でぶるっと震えたのがわかった。
 怖ぇよ、とにかく怖ぇ……。


「八幡、命が惜しければ、もうそのような破廉恥なことをしないことね。結衣、あなたもよ」


「はい……」
「はい……」

 雪乃は恐怖のあまり身をすくめる俺と結衣に近づいてきたかと思うと、ふたりまとめて抱き
しめてきた。
 振り返ってみると、なんなのこのリア充は……なんて思ってしまうが、とても心地が良かった。


「さぁ、部室に戻って奉仕部の活動を再開しましょう」


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