過去ログ - ハギヨシ「プロの使用人…ですか?」透華「そうですわ!」
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[sage]
2013/08/22(木) 21:45:32.91 ID:TqMuaoZzO
鹿倉家、リビング
胡桃母「それで、うちの胡桃はどうですか?ハギヨシさん」
ハギヨシ「ん?…どうとは?」
胡桃「お母さん!ちょっと!」
胡桃母「いやねぇ、この子こんな性格だから男の人や彼氏なんてできた事無いんですよ」
ハギヨシ「それはそれは…可愛らしいお嬢さんなのに勿体無いですね」
胡桃「もう!ハギヨシさんも真面目に答えない!」
ハギヨシを交えての談笑、胡桃の母親は初めて男の人を家に連れてきた胡桃についてニコニコとハギヨシに語る
ハギヨシ「さて、料理…でしたね今日は私にご馳走させて貰えますか?」
胡桃母「あらぁ、執事さんの手料理なんて!…でも悪いですしせっかくですからお持て成しくらいはこちらで」
ハギヨシ「いえいえ、手料理ぐらいはさせて貰わないと…無賃で泊めて貰う私としても悪いですよマダム」
胡桃母「いやーん、うちの旦那よりもイケメンなのね!嫌いじゃないわ!」
胡桃「…なんかこっちそっちのけで盛り上がってる」ガックリ
ハギヨシは早速キッチンを借りて、包丁や食材を確認する、それなりに品は揃っており料理を作る分には困りそうに無かった
ハギヨシ「マダム、胡桃さんの父上様は今夜は遅くなりそうですか?」
胡桃母「そうねぇ、今日は仕事が大変だと言ってましたねぇ」
ハギヨシ「わかりました、ならお腹を空かした時の為に予備で一人前多く作って置きましょう」
ハギヨシはそう言ってフライパンを慣れた手つきで取り出しコンロに火を付ける後は物を炒めつつ、サラダやスープなどを手早く作ってしまい、十分もかからないうちに五人前の料理を作ってしまった
胡桃「…す、すごい!テレビでみる料理の鉄人みたい」
胡桃母「はぁー…様になるわね」
ハギヨシ「んふふ♪龍門渕家の執事たるもの料理は基礎ですから、さぁ、それでは試食してみてください」
ハギヨシはそう言うと慣れた手つきで素早く料理を並べた、そのどれもが盛り付け方も全て一流に見える
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